難治性心不全・移植
Refractory Heart Failure & Transplant

難治性心不全・移植診療の特徴 

 何度も入退院を繰り返してしまうような難治性心不全患者の治療は、薬物治療、カテーテル治療、不整脈治療、外科手術、リハビリテーション等集学的な治療が必要です。至適治療にも関わらず難治性である心不全には心移植を検討します。

なぜ今難治性心不全・移植診療?

 難治性心不全診療に対する集学的治療は最近ずいぶん進化しています。中でも心臓再同期療法や経皮的僧帽弁形成術は循環動態不安定なため十分な至適薬剤治療が行えなかった患者にも介入できるようになりました。植え込み型人工心臓も改良されており、移植待機者にも比較的長期の管理が可能となってきました。

当院の難治性心不全・移植診療の取り組み

 当院は心臓移植認定施設であり、心移植を視野に入れた難治性心不全診療を行っています。心臓内科、心臓血管外科、小児心臓科、小児心臓血管外科が一体となって議論し、難治性心不全の治療戦略、体外式補助人工心臓(ニプロ式VAD)、あるいは移植適応症例には植え込み型人工心臓(成人ではHeartMate III、EVAHART、Jarvik 2000など)の適応を評価しています。心移植後患者に関しては免疫抑制療法を含めた内科管理を行い、定期的に術後の拒絶反応や血管炎の精査を行っております。

診療
  •  慢性難治性心不全の治療(薬物、カテーテル、ペースメーカー治療など)
  •  急性重症心不全の集中治療
カンファレンス
  •  移植・VADカンファレンス(適時)
研究・レジストリー
  •  インハウス後ろ向き研究
  •  多施設共同レジストリー(SAVIOR-L、JROADHF-NEXT)
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